仕事ではない無償の行為=お金をもらわない=お金に束縛されない

2019/07/11

団体の慈善活動は有償「お金をいただく」のが基本ですし、組織を維持するための人件費・光熱費などを寄付金・会費などの収入から捻出するのは当然のことだと思います。

しかし、私がおすすめする「生きがいとしての個人の慈善活動」は無償の行為、つまり「お金をいただかない」という運営方法をおすすめします。

なぜならばお金をいただく行為は(たとえコピー代のような小さい金額でも)一種の「仕事」になるため、トラブルや誤解の原因となりかねないので避けたほうが無難であると思います。

また「趣味や生きがい」という種類の行為であればお金をいただかないのは当然です。仕事と遊びとしての「魚釣り」を例にとってみましょう。

◇収入を得る糧として「仕事としての魚釣り」
魚を釣る仕事として、時間や成果に応じた給与というお金や、交通費その他の経費をもらうのは当然のことです。

◇お休みの日に「趣味として魚釣り」をする
息抜きとして釣りに来ていますから(釣りをした時間だけお金が欲しい)とは思いませんね。逆に、例えば釣り堀ならば「楽しんだだけお金を払うのも当然」ですね。

あなたはお金をいただかないで、むしろお金を負担するばかりです。でも、だからこそお金の使いみちの会計報告もしなくて済みます。つまりお金に束縛されないというメリットがあります。