【英文法の基礎】第15回「助動詞 should=した方がいいよ」

2019/09/21

Kyoto is a place to visit.この文をどう訳しますか?

ポイントはplace to visit=訪れるべき場所。

言い換えるとplace to visit=place that you should visitの意味なのです。

では直訳します。
「京都はあなたが訪れるべき場所です」

文法的に何ら間違いはないですが、思い切った意訳をしてみましょう。
「京都をぜひ訪問してごらんよ」
この感覚を是非つかんでください。

should=すべきと学校で習ってきましたね。
日本語ではすべき=命令に近い感 覚です。

しかし「should=お薦めします」がshouldの実際のニュアンスと考えるように
しましょう。

そう捉えればKyoto is a place to visit.(京都を訪れるといいですよ)がしっ
くりと感じられますね。

ただし「言葉は生き物」です。
だから【文脈・言い方・強弱でニュアンスが変わって】きます。

普通に:You should see a doctor.(医者に診てもらえば)
強い調子:You SHOULD see a doctor!(医者に行かなきゃダメだよ!)

「~したらどう?」の表現について以下を参考にしてください。

上から下に行くほどニュアンスが強くなりますよ。
(日本語は違いを協調するように意訳しました)

You could take the bus.できたらバスにすれば

You should take the bus.バスがいいんじゃない

You ought to take the bus.バスにしときなよ

You had better take the bus.バスでなきゃまずいよ

You have to take the bus.絶対バスにすべきだぜ

You must take the bus.バスにしなさい!