【英文法の基礎】第17回「助動詞 must=に違いない」

2019/09/23

must=「しなければならない」が基本の意味です。

You must clean your room.
(部屋を掃除しなくちゃいけないよ)

そこから派生した表現「~に違いない」を是非覚えておきましょう。

次の文をどう訳しますか。
It must be true.

It is true.ならが「それは真実である」ですから、mustを意識して直訳すると
「それは真実であらなければならない」になりますね。

これを滑らかに意訳すると「それは真実に違いない」になります。

「must be=に違いない」
大変よく使われる表現ですので、ぜひ身につけておきましょう。

そしてmust beの反意語はcan't beになります。

では次の文を訳してみましょう。
It can't be true.

直訳すれば「それは真実であることは不可能だ」になりますね。
滑らかな日本語に意訳すれば「それは真実では有り得ない」になります。

「can't be=有り得ない」も意外によく使われる表現です。

尚、mustが「しなければならない」なのか「に違いない」なのかは、文脈で
判断するようにしましょう。

I must walk to school today.
(今日は学校まで歩いていかなければならない)
これを「私は歩いていくに違いない」と訳すと妙ですよね。

Your dream must come true.
(君の夢はかなうに違いない)
これも「夢がかなわなければならない」ではおかしいですね。

常に頭を柔らかくして意味を幅広くとらえる。
この習慣を身につけることがスムーズな英語理解への近道です。