【英文法の基礎】第24回「未来形 willとbe going to」

2019/09/30

未来を表す助動詞はwill=be going toと習ったと思います。

間違いでは無いですが完全にイコールではありません。

will=意志でしたね。
それに対してbe going toは予定と考えましょう。

I'll go to NY next year.
(来年ニューヨークに行くつもりです)
I'm going to NY next year.
(来年ニューヨークに行く手はずが整えてあります)

しかしwillは少しカタイ印象があることから、実際の会話にはbe going to
あるいは寧ろそれを短縮したgonnaという表現がよく使われます。

I'll stay in Kyoto.よりもI'm gonna stay in Kyoto.の方がくだけた感じでよく
使われると思います。

では次の文章を見てみましょう。
I really thought we were going to lose Nancy.
本当にナンシーを失う(死んでしまう運命)かと思った。

ここではwould(willの過去)ではなく be going to (そういう方向に進んでい
る)が使われることで「より切実な」思いが感じられます。

では最後に「進行形を使った未来表現」を見てみましょう。

「明日カナダに出発します」を英語にすると、このように表現できます。

I'll leave for Canada tomorrow.あるいは
I'm going to leave for Canada tomorrow.

どちらも100%正解なのですが、次の表現も可能です。

I'm leaving for Canada tomorrow.

どうですか、この進行形の方が「心はもう既にカナダに向かっている」という
【生き生きした】印象を受けませんでしょうか。